東西線のお出かけスポット

​靖国神社

九段下駅下車、1番出口徒歩5分

靖国神社は、明治2年に明治天皇の思し召しで建てられた東京招魂社がルーツ。明治12年に靖国神社と改称されて現在に至る。

明治維新以来、戊辰戦争や西南戦争、日清戦争など国内外の戦争で命を落とした戦没者、246万6千柱の神霊が祖国に殉じられた尊い神霊として祀られている。

一方桜の名所としても知られ、花見シーズンとなると多くの見物客と出店でにぎわいを見せる。なお、東京都内における桜の開花宣言は慶大にある3本の木の開花を以って宣言される。

昭和館

​九段下駅下車、2番出口すぐ

厚生労働省社会・援護局所管の国立博物館で、戦中から戦後にかけての庶民の生活を展示し、当時の労苦を後世に伝えることを目的としている。

それぞれの年代ごとの一般的な家庭の様子がリアルに再現されているほか、展示資料の豊富さは他の追随を許さない。当時の鉄道写真もいくらか展示されており、当時の鉄道事情をうかがい知ることができる。また体験ひろばでは、井戸ポンプの水くみや米つきなど当時の庶民の生活を疑似体験することができる。

東証Arrows(東京証券取引所)

​茅場町駅下車、10番出口徒歩5分

日本有数の金融街、兜町に位置する東京証券取引所。名古屋、大阪と並ぶ日本三大市場であるほか、ニューヨークやロンドンとも並ぶ世界三大市場に数えられ、世界経済の中枢として連日株の売買が行われている。

このうち投資家向けの情報提供施設として2000年5月に開設された東証Arrowsは、一般の見学を受け入れており、普段ニュースで見る売買監理業務を行っているマーケットセンターの様子を間近で見学できる。また資料展示や株式投資を体験するコーナーも設けられており、証券について学ぶことができる。

見学時間 9:00~16:30(入場は16:00まで)

入場料 無料

​休館日 土・日・祝祭日・年末年始

成田山 深川不動尊

​門前仲町駅下車、1番出口徒歩2分

時は江戸時代、生活に余裕ができた商人の間で流行したのが歌舞伎。特に「成田屋」と称するほど厚く成田山を信仰する市川家の人気により成田詣が浸透し、江戸っ子たちの間では気軽に成田山の不動明王を拝観したいという機運が高まったという。その機運に応えて、富岡八幡宮の別当・永代寺で「出開帳」といわれる秘仏特別公開が行われたのが始まりとされる。明治維新の神仏分離令により一旦は廃寺となるものの、不動尊信仰が絶えることはなく、たびたび出開帳が行われた現在地に成田不動の分祀を祀ることが明治政府に許され、現在に至る。

拝観時間 8:00~18:00(縁日は20:00まで、内仏殿は別途設定されている)

拝観料 無料 

富岡八幡宮

門前仲町駅下車、1番出口徒歩5分

1627年、永代島に創建された神社。創建当初より「深川の八幡様」、「江戸最大の八幡様」と親しまれ、現在でも多くの信仰を集めている。江戸時代には徳川将軍家からも信仰されており、明治維新に当たっては朝廷に准勅祭社(祭礼の際、天皇により勅使が遣わされる神社のこと)の一つに指定され、現在では「東京十社」の一つに数えられている。

毎月1、15、28日の月次祭は縁日として多くの人でにぎわうほか、毎年8月15日を中心に例祭(深川八幡祭り)が行われ、多数の神輿が担がれる。

地下鉄博物館

​葛西駅下車、地下鉄博物館口すぐ

986年に開館した地下鉄に関する博物館。館内には初代銀座線の1000形や丸ノ内線の300型車両が保存、展示されているほか、副都心線のシールドトンネル掘削に使用したシールドマシンの刃など、東京メトロを中心に地下鉄に関する資料展示が豊富。中でも地下鉄建設現場を再現した模型は興味深い。

その他HOゲージ鉄道模型レイアウトや運転シミュレーターが人気。時に人気なのが千代田線6000系で、床下に動揺装置を備え本物さながらの運転体験ができる。

随時企画展も開催されており、これは東京メトロに限らず、全国の地下鉄を網羅している展示が行われることがある。

開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)

入館料 大人200円、小児100円

​休館日 毎週月曜日(ただし祝日と長期休暇は開館)、年末年始