茅場町駅改良工事

経緯

茅場町駅は、日比谷線との乗換駅であるが、東西線を西船橋方面から乗車した場合、都心側で最初の自社路線との接続駅であり特に乗り換え客が多い。また日比谷線は秋葉原、銀座、霞が関などのオフィス街を結ぶ路線であるため、西船橋方面からだけではなく中野方面からの乗り換え客も多い。特に中目黒方面ホームへの階段は1か所しかなかったため、平日朝の混雑時間帯は乗り換え客が輻輳し、ホームに乗客が滞留し乗降に時間がかかり後続列車の遅延を招いていた。そこで東西線ホームを西船橋方に約40m延伸し、乗り換え階段を追設。B線列車の停止位置をホーム延伸した分後退させることで、乗り換え客の銅線を分散し混雑緩和を図ることになった。

経過

2016年に日比谷線北千住方面ホームへ通じる階段を1か所潰してエレベーターを新設した。また代替として階段、エスカレーターを1か所増設している。

2020年頃に新川橋方面改札を移設し、ホーム延伸部を通路として一部供用開始した。また同時にエレベーターが新設され、東西線から日比谷線両方面共にエレベーターでのホーム間の往来が可能となった。

その後しばらく目立った動きはなかったが、2022年に中野方面ホームの延伸部が完成。階段を一部潰して通路を確保している。同時に従来の中目黒方面ホームへの階段、エスカレーターのうちエスカレータは更新工事が始まり、階段は上り専用階段となった。

2023年にエスカレーターの更新工事が完了。同時に上り専用階段は閉鎖され、撤去工事が始まっている。